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赤ちゃんの向き癖はママのせいではありません!

[2026.01.10]

赤ちゃんの頭の形や向き癖について

赤ちゃんの頭の形や向き癖について悩み始めると、「私のミルクのあげ方が悪かったのでは…」「もっと早く気づいていれば…」と、自分を責めてしまうママは少なくありません。実際に外来では、赤ちゃんのことを心配しすぎて血圧が上がってしまった、体調を崩してしまった、というママにお会いすることもあります。

まず最初に、はっきりお伝えします。赤ちゃんの向き癖は、ママのせいではありません。

赤ちゃんの向き癖はよくあること

向き癖(いつも同じ方向を向いて寝る、首を向けやすい側がある)は、決して珍しいことではありません。その原因の多くは、

  • 胎内での姿勢や向き
  • 首や体の筋肉の左右差
  • 成長・運動発達の個人差

など、ママの努力では変えられない要因によるものです。抱っこの仕方、寝かせ方、関わり方が悪かったから起こる、ということはありません。

気づいたママはもう十分がんばっています

外来でお話を伺っていると、

  • ネットで何時間も調べてしまった
  • SNSの写真と比べて不安が止まらなくなった
  • 眠れなくなり、血圧が上がってしまった

そんなママもいらっしゃいます。でもそれは、赤ちゃんを大切に思っているからこそ起こる反応です。

向き癖に気づき、「このままで大丈夫かな?」と心配した時点で、ママはもう十分に役割を果たしています。

向き癖=すぐにヘルメット治療、ではありません

ここも大切なポイントです。向き癖があるからといって、必ずヘルメット治療が必要になるわけではありません。専門的な診察では、

  • 自然に改善する範囲なのか
  • 体位調整や生活の工夫でよいのか
  • 医療的な評価や治療を考える段階なのか

を、月齢や頭蓋骨の状態を踏まえて判断します。だからこそ、「原因探し」や「自己判断」で追い詰められる前に、専門的な評価を受けることが大切です。

ママの体調もとても大切です

赤ちゃんの頭の形や向き癖の相談を続けている中で、ママ自身の体調が後回しになってしまうことがあります。

  • 血圧が上がってしまった
  • 頭痛まで出てきた
  • 眠れなくなった

こうしたサインは、「あなたが弱いから」ではなく、心配を一人で抱えすぎているサインです。赤ちゃんを守るためにも、まずはママが安心できることが大切です。

大切なのは「責めない」「一人で抱えない」こと

赤ちゃんの向き癖は、誰かのせいにするものではありません。正しく評価し、必要な場合だけ適切な対応を考える。それだけで十分です。

そして何より、ママ自身が安心して子育てできる環境を整えることが、赤ちゃんにとって一番の安心につながります。

赤ちゃんの向き癖・頭の形で悩んだら、お気軽にご相談ください

「この程度で相談していいのかな」「大げさだと思われないかな」そう感じる必要はありません。心配で血圧が上がってしまうほど悩んでいるなら、それは相談してよい理由です。

赤ちゃんの状態と同時に、ママの不安も含めて、安心できる医療機関でお話しください。

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