酸素カプセル利用手引き
酸素カプセル開始前に
- 治療時間は40分です。お手洗いを済ませてから開始して下さい。
- 空調調節ができません。寒い場合はバスタオル等を持参してください。
- OS1を飲んでから酸素カプセルを開始するとより効果的です。
耳抜きの方法
- 違和感を感じたら耳抜きを!耳に痛みを感じてからでは遅い!
- 気圧1.15程度で耳に痛みが生じます。
バルサルバ法は肺の空気を耳管まで送りこみ、空気を送った圧力で耳管を押し開ける方法です。
口から息を軽く吸って口を閉じ、鼻をつまんで鼻をかむつもりで力み、空気を鼻ではなく耳へ送ります。
力むときは耳を傷めないように弱く始めて徐々に強めていき、耳の感覚が変わったら成功です。
トゥインビー法は耳管の近くの筋肉を動かすことで耳管を開き、鼻にあった空気を耳管に送り込む方法です。
鼻をつまんでつばを飲みこみ、耳のあたりで何かが動く感覚があり耳の違和感がとれます。
似た方法には鼻をつままずにつばを飲みこむえん下法があり、トゥインビー法・えん下法はともに体質によってはできません。
その他の耳抜きの方法
- アメを舐める
- ガムを噛む
それでも耳抜きが出来ない場合は呼び出しボタンを!
酸素カプセルとは
気圧を1.3気圧まで高め「溶解型酸素」を増やします。結合型酸素(トラック)では運ぶことができない酸素を溶解型酸素を増やすことで酸素不足に陥った全身の細胞に十分な酸素を供給できる装置です。
また、血管が詰まっても体液(血漿、リンパ液、脳脊髄液)などの別ルートを通ることができるため、休眠状態の細胞を活性化させます。
結合型酸素と溶解型酸素
我々が生活している通常の気圧(1気圧)では、どんなに酸素を吸っても赤血球(へモブロビン)の量に限度があるため「結合型酸素」を増やすことはできません。
また、「溶解型酸素」は血液中の水分に溶けている酸素ですが、通常の気圧(1気圧)では体内酸素の1%程度です。
トラック(ヘモグロビン)
荷物(酸素)
結合型酸素と溶解型酸素
結合型酸素
赤血球のヘモグロビンと結びついた酸素
溶解型酸素
血液中の水分に溶け込んだ酸素
なぜ酸素が必要なの?
細胞のエネルギーの90%は酸素!
酸素は組織の再生・解毒・免疫・脂肪燃焼などの働きに無くてはならない重要な物質です。
脳や内臓の細胞は酸素不足になりやすい!
酸素不足は活性酸素を発生させ老化や病気の原因をつくる
余談ですが・・・・
呼吸不全とは酸素(荷物)が足りない状態。
正常は酸素飽和度(SPO2)は98%以上
つまり、トラック100台中98台に荷物が載っている状態。90%以下は呼吸不全です。
貧血はヘモグロビン(トラック)が少ない状態。
肺から酸素(荷物)があるのにトラックが少なく細胞(客)に酸素(荷物)が届けられない状態です。酸素飽和度は正常値を示す。
酸素カプセルにて期待される効果
疲労回復
疲労物質である「乳酸」を酸素が分解してエネルギーに変える
けがの早期回復
酸欠状態になった患部へ酸素を供給しやすい状態にする
ダイエット効果
酸素は脂肪分解酵素「リパーゼ」の発生を促進する
老化防止(アンチエイジング)
酸素カプセルに入ることにより活性酸素(体内の代謝により発生し細胞を傷つける物質)を抑制する。
アルコール分解効果
アルコールを分解するためには大量の酸素が必要。
日常生活で飲む機会が多い人は定期的に利用して体内のアルコール分解促進!
二日酔いの時に利用することで頭痛・吐き気を解消する。
脳細胞の活性化
脳は体重の2~3%であるにも関わらず、全身酸素消費量の20%も占めている。
酸素カプセルにより集中力アップ、眠気・うとうと防止に期待あり。
美容
肌細胞を活性化することで肌細胞再生周期の活性化、肌毛細血管への溶解型酸素供給を亢進させプルルンとした素肌になる。
冷え・肩こり・むくみの解消
酸素カプセルに入り十分な酸素を取り込むことで体内の新陳代謝が活発になり血流が改善される。
自律神経調整
神経には「感覚神経」「運動神経」「自律神経」がある。特に自律神経細胞が酸素を失うと正常な血管の調整ができなくなり、組織の血液不足に陥り、消化不良や便秘などの様々な症状が出てくる。
酸素カプセルQ&A
Q:なぜ酸素は体にいいのですか?
A:溶解酸素が酸素不足に陥った全身の細胞の隅々までいきわたります。食生活の乱れ、運動不足などにより血液の流れが悪化している現代人にとって欠かすことのできないのが酸素です。
Q:時間はどのくらいかかりますか?
A:酸素カプセルの所要時間は約40分です。はじめの2~3分で1.1~1.3気圧まで加圧し、その後37分間維持します。残り3~5分で1気圧まで減圧していきます。40分以上酸素カプセルに入ることで効果的に酸素を体内に取り込めます。
Q:利用回数はどのようにすればよいですか?
A:1回の利用で基本的に3日間は通常状態と比較して高濃度な状態が続きます。理想的な利用回数として2~3回/週をお勧めします。
Q:効果はどのくらいで現れますか?
A:利用される方によって効果は様々ですが、通常1週間2回の利用を4~6週間継続した場合、殆どの方が効果を実感されています。
Q:酸素カプセル内の安全性は大丈夫ですか?
A:カプセル内で不安なこと、疑問があればインターホンを使用してっスタッフにお伝えください。万が一停電当により電力が失われても手動で減圧することができます。