片頭痛・光過敏用サングラス「acunis(アクニス)」
「白い光を見ると頭痛が起きてしまう」
「明るい場所に行くと、頭痛だけでなく吐き気まで出る」
「夜間、車のライトが異常にまぶしく感じる」
「スマホやパソコンのブルーライトを長時間浴びると、目が痛くなり頭痛が起きるのを自覚している」
片頭痛の患者さんから、頭痛外来や眼科外来でこうした訴えを伺うことは決して珍しくありません。
実際、片頭痛は“頭の病気”というだけでなく、視覚刺激に対する脳の過敏性が深く関わる疾患です。特に光過敏は、片頭痛を特徴づける重要な症状の一つであり、眼科の視点が欠かせない領域でもあります。
お茶の水頭痛めまいクリニックでは、脳神経外科医による専門診療に加え、眼科的視点から片頭痛を評価し、対策を提案することを大切にしています。
そこで、眼科からのご提案としてご紹介したいのが、片頭痛・光過敏用サングラス「acunis(アクニス)」です。
眼科が注目する「光」と片頭痛の関係
目に入った光は、網膜で電気信号に変換され、視神経を通って脳へ送られます。この網膜には、**ipRGC細胞(内因性光感受性網膜神経節細胞)**という特殊な細胞があります。
ipRGC細胞は青色光(約480nm)に強く反応し、その過剰な刺激が片頭痛や光過敏を悪化させる一因と考えられています。
そのため、太陽光、LED照明、パソコンやスマートフォンの画面などに含まれる特定の波長の光は、片頭痛を誘発・増悪させやすいと考えられています。
単純に「明るいから悪い」のではなく、光の“質”が問題になるのです。
一般的なサングラスとの違い
通常のサングラスは、まぶしさを抑える目的で光全体を暗くします。しかし、眼科診療の立場から見ると、暗くするだけでは
- 見えにくさ
- コントラスト低下
- 眼精疲労
を招き、かえって不快感や疲労につながることも少なくありません。
また、暗さによって瞳孔が広がる(散瞳)ことで、サングラスを外した瞬間に光が一気に入り、逆に頭痛を誘発してしまうケースもあります。
片頭痛のある方に本当に必要なのは、必要以上に暗くせず、問題となる光だけを抑えることです。
眼科からのご提案:acunis(アクニス)で不快な波長カット
acunis(アクニス)は、片頭痛と光との関係に着目し、片頭痛の方が不快に感じやすい波長を選択的にカットする**「FL-41」レンズ**を使用した機能性サングラスです。
片頭痛・光過敏の方が不快に感じやすいことが分かっている480nm〜520nmの波長の光の透過を抑えます。
特徴的なローズカラーは、光過敏の方が装用した際に**「やさしい」「つらくない」**と感じやすい色調です。
acunisは、ドイツ・エッシェンバッハ社製であり、光過敏の症状が比較的強いとされる欧米では、
「片頭痛の緩和」、「眼瞼けいれん・光過敏症状の緩和」を目的に使用されています。
当院の頭痛外来でも、レーシック手術後に光過敏を伴う片頭痛を呈した患者さんにおいて、acunisの有用性を確認し、学会発表を行っております。
眼科の視点から見たメリット
眼科の視点から評価すると、acunisには
- 室内でも違和感なく使用できる
- 日常生活で長時間使用しやすい
- 白と黒のコントラストが目に優しくなる
といったメリットがあります。
「サングラス=外出時だけ」という従来の発想ではなく、視覚刺激を調整する医療的ツールとして位置づけられる点が、acunisの大きな特徴です。
acunisは、眼科からのご提案として、片頭痛治療を補助する環境調整の一つの選択肢です。特に
- 光過敏が強い方
- VDT作業が多い方
- 明るさで体調が左右されやすい方
には、検討する価値があると考えています。
「見える」ことと「楽になる」ことの両立を目指して
眼科診療で大切にしているのは、単に視力を保つことだけではありません。
見え方の質を整え、日常生活を少しでも楽にすることも重要な役割です。
acunisは片頭痛を治療する医療機器ではありませんが、視覚刺激を減らすことで片頭痛と付き合いやすくするための工夫として、眼科の視点からご提案できるアイテムです。
当クリニックでは、全国一を誇る豊富なサンプルをご用意し、鏡を見ながらさまざまな明るさの中でご試着いただけるよう準備しております。
ご相談は眼科的視点も含めて
「光が原因だと思うが、どう対策すればよいかわからない」
「サングラスを使うべきか迷っている」
「どの濃さのサングラスを使えばよいのか相談したい」
「近視があり度数が必要だが、FL-41レンズで眼鏡は作れるのか」
そのような方は、ぜひお茶の水頭痛めまいクリニックへご相談ください。
脳神経領域と眼科的視点の両面から、その方に合った現実的な対策をご提案いたします。
片頭痛に悩む毎日が、少しでも安心できるものになるように。
それが、眼科からのご提案です。
■ レンズカラー(遮光率)
用途や症状に合わせて、3段階から選べます。
- ライト(25%)
室内・PC作業・日常使いに。初めての方にもおすすめ - ミディアム(50%)
屋外と室内の両方で使いやすい、最もバランスの良いカラー - ダーク(75%)
強い光がつらい方、屋外でのまぶしさ対策に
※片頭痛・光過敏の程度や生活シーンに合わせて選択可能です。
■ フレームラインナップ
● acunis ハバナ
ユニセックスでお使いいただける、スタイリッシュなボストンスタイル。
医療用サングラスでありながら、日常使いしやすいデザインです。
● acunis マットブラウン
フレーム上部に「ひさし」構造を装備。
上からの光の侵入を防ぎ、屋外や明るい環境での光過敏対策に適しています。
● acunis XL
メガネの上からそのまま掛けられるサングラス。
大小2サイズ展開で、眼鏡使用中の方もスムーズに装着できます。
● acunis クリップオン
お使いのメガネに取り付けるだけで手軽に光対策。
外出時や必要な場面だけ使いたい方に便利なタイプです。
また、レンズのみの販売、眼鏡店のご案内も致しております。
お茶の水頭痛めまいクリニックでご相談ください。
こちらの商品は全てオンラインショップでも販売しております。
