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受験やお受験で頭痛に振り回されない!

[2023.09.20]

こんにちは。脳神経外科の片桐彰久です。

片桐の「片」は片頭痛の「片」です。

9月1日に千代田区御茶ノ水に脳外科、耳鼻科、眼科の3科によるオーダーメイド頭痛めまい診療のクリニック、「お茶の水頭痛めまいクリニック」を開業いたしました。

開業からはや2週間、クリニックは成長の真っ最中です。

クリニックは当日予約も可能です。
インターネット、アプリ、または直接クリニックにお電話いただければ幸いです。
最近多い質問ですが「頭痛やめまい以外の症状でも受診できますか?」というものです。
もちろん大丈夫です。
実際に、頭痛で受診なさった方のご家族で手のしびれがあり、ご家族の勧めで受診なさった方、耳鳴りで耳鼻科に受診している方、ご自身でホームページで調べてくださり、緑内障のチェックのために眼科受診なさっている方などいらっしゃいます。
 
お茶の水頭痛めまいクリニック開業後2週間突っ走りましたが、連休は片桐家毎年恒例の栗拾いとキャンプに出掛けて少しリラックスして過ごすことができました。

さて、暑い夏も終わりに近づき、受験生にとっては、そろそろ仕上げの時期となってきました。

お茶の水頭痛めまいクリニックの周りは、幼児園のお受験から大学受験まで、様々な受験に対応する

お教室、塾、予備校などがたくさんあります。

毎日、クリニック前の「かえでどおり」にはジャック幼児教室に通う紺色の親子連れ、サピックスや浜学園、グノーブルに通う小学生、そしてスターバックスで一生懸命頑張る大学受験生。

みなさんあと数ヶ月、体調を壊さず頑張っていただきたいと思いながら見守っています。

 

当外来でも、大学受験を控えた方を何人か拝見しております。

片頭痛持ちさん、基本は睡眠不足やストレスがないよう指導してくのが鉄則ですが、

受験が差し迫った受験生の場合そうも言っていられません。

全力でサポートしております。

予防内服、トリプタン製剤に加え、CGRP注射(エムガルティ、アジョビ、アイモビーク)を使って乗り切ろうと頑張っている方もいらっしゃいます。

受験直前になってからの受診や投薬の調節は大変ですので、余裕を持って受診していただけますようお願いいたします。

(直前の方も拝見しますのでご相談ください。)

もしも周りに頭痛でお勉強が上手くはかどっていない方がいらしたらぜひ頭痛外来の存在を教えてあげてください。

今は頭痛は予防できる時代です。

 

さて、頭痛が起きるのはご本人だけではなく、幼稚園・小学校のお受験、中学受験のお母様が頭痛でいらっしゃることも多いです。

身体的にも精神的にもご苦労があることお察しします。

我が家もお受験の時期は妻の片頭痛の回数が増えました。

お母様の世代は、年齢的にもゆらぎ期に差し掛かることもあり、その影響で頭痛がひどくなることもあります。

願書を何度も書き直して寝不足のまま笑顔で子育て..頭痛なんかに足を引っ張られているわけにはいきません。

できれば考査が近づく前にCGRP関連製剤で頭痛を落ち着かせ、

本番では曇りのない笑顔で望みたいものですね。

 

みなさんが受験の時期を万全の体調で乗り切れますように。

 

頭痛がなくなったら、かなえたい夢はなんですか?

頭痛治療に取り組むことは、人生に向き合うことだと思います。

頭痛のない人生を一緒に目指しましょう。

穏やかな気持ちと万全の体調で受験の日を迎えましょう。

自然の中でリラックスするのは健康にも効果があることが証明されています。

頭痛にとっても緑は優しい色です。時間ができたらぜひ緑の中でリラックスしてみてください。

 

文責 片桐彰久 Katagiri Akihisa M.D.,Ph.D
脳神経外科専門医・指導医

日本頭痛学会・脳卒中学会・脳血管内治療学会・日本臨床高気圧酸素学会など 多くの学会の専門医・指導医を持つ。
妻と息子が片頭痛持ちであったことから頭痛診療を学び、板橋中央総合病院で頭痛外来を開設。片頭痛予防の抗CGRP製剤は区西北部医療圏で1番の使用経験を持つ。2023年に3つの診療科が協力して頭痛診療をするお茶の水頭痛めまいクリニックを開設。

 

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