合格おめでとうございます!
こんにちは。院長の片桐です。
片桐の「片」は片頭痛の「片」です。
大学受験や看護師や医師国家試験も終わり、頭痛でかかりつけの方から続々と嬉しい合格のご報告が届いています。
予防内服治療を早くから始め、また受験前にはCGRP関連製剤(片頭痛の予防の注射)を使用して試験に臨んだ患者さんがたくさんいました。
頭痛のストレスから解放され、自分の実力を発揮できた方が多いようで、本当に嬉しく思います。改めまして、合格おめでとうございます!
片頭痛で勉強に集中できない。
試験本番近くになってから頭痛が起きたらどうしよう。
連日の試験の期間に片頭痛がきたら・・
また片頭痛は発作の痛みだけでなく、間欠期症状も大きな障害となります。
例えば無力感や焦る気持ち(焦燥感)、集中力低下や不安、光や匂い、音に対する過敏性やめまいなど、どれも試験前には起きてほしくないものばかりです。
片頭痛予防の注射治療でこれらのストレスからも解放されるとだいぶ違うことでしょう。
効果が出るまでには個人差があります。来年度に試験を控えている方は、できるだけ早めの受診をお勧めします。
また都内の18歳になった片頭痛持ちの大学受験生には都内の区市町村で「高校生等医療費助成制度」が使えます。
この制度により、18歳から施行できる片頭痛予防の抗CGRP関連製剤(商品名エムガルティ・アジョビ・アイモビーク)(3割負担で約1万4000円)が都からの助成で施行できます。
私の外来でも大学受験前にCGRP関連製剤を使用して受験に臨んだ患者さんは毎年増えてきています。
抗CGRP関連製剤は18歳になると使用できる薬ですが、それ以前にも方法はたくさんありますので、18歳未満の方も外来でご相談ください。
※所得制限や窓口負担の有無等は、市町村によって異なります。
詳しくは東京都福祉保健局ホームページを参照下さい。